ぼんくら解体新書

俺は絶対サブカル男子ではないっ!

東京きて15日

こんばんは自称バームクーヘンです

僕は一人暮らししてます。

それも東京都。

 

一人暮らしで気付いたことがたくさんあった。。

あと、東京に感じることも山ほどあった。。

1人で生活すると僕しか消耗品を消費していく人がいないため、モロにわかるじゃないですか。個人の消費のスピードが。

1番実感したのはドレッシングです。

 

東京きて15日ですよ、

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この大きさのやつ、はい、

もう使い切りました。

 

いや、どんだけ俺ドレッシング使ってんねん!

 

実家帰ったら母さんに「ドレッシング消費しすぎてた」って謝ろうと思います。

その他にもやっぱり食事の面で思うことは色々ありますね。

トースターがないので食パンをフライパンで焼いたり、ね。

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これは意外とイケるんですよ、弱火で焼いたらいい感じになります。

強火やとパンの耳が焦げちゃうのでダメです!

 

あとはお金は余裕もないのでオカズを確保できず、ふりかけかけたご飯をオカズに白米食うみたいな日もありました

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んで、やっぱり作るの楽なモノで済まそうとするとやたらと麺類ばかり食うようになる。

麺類といえば東京は蕎麦屋が凄く多くないですか?僕は完全にうどん派なので困ります

 

あと、パン!!東京はパンは6枚切りがベースなんですかね?

僕の家は5枚切りがメインなので5枚切り探すんですけどあまり売ってない!

6枚やと1人でなかなか消費できないんですよ、やから晩飯食パン2枚食ったときもありました🍞 

どんだけ食うね〜ん

 

ま、ま、ま、そんな感じでとにかく食事に関してはいろいろ学ぶことがありますよね。

なんせ食費もかかるし

 

んで東京住んでて思うのはマジで彼女めちゃ可愛いのに彼氏そんなになカップルが多い!!

なんなんじゃそりゃ〜

なんなんすか、一体

あと街中でスーパーいちゃついたりしてるし

一体なに!?

コンビニで並んでるときもいちゃついてんすよ、俺はポカリスエット買いたいだけやのに!

 

ほんで東京はなんせデカイ、デカすぎる、デカまらです

もうマンションも商社ビルもなにもかもデカイ、しかもそれが中心だけじゃなくて、いたるところにあるってのが意味不明。

体感でいうと東京は大阪の8倍は栄えてますよ。大阪はデカビルはなんばとか梅北とか中心だけなんでね。

大阪帰られへんやん、どうすんねん。

 

ほんで休日はまあブラブラブラするんですけどもこないだは中野ブロードウェイに行きました。ヲタクの聖地、サブカルチャーの聖地ですね。

最初着いたときは「え?こんなとこなん?」て思いました。

普通に美容室とか薬局とか時計屋とかあってよくある駅前商業施設みたいな感じやったんですよ。

それが、ちょっと探索すればエゲツない店ばかり

音楽、雑誌関連の店ではめちゃめちゃ昔の雑誌や解散したバンドのTシャツ、グッズが山ほどある!

掘り出したら凄いレアもの出てくると思いますよ。

ちなみに僕は『音楽と人』の甲本ヒロト×峯田和伸の対談載ってるやつと、ロッキングオンのパンク特集のやつ買いました。

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かっこいい〜。

 

まあそれ以外にも面白い店だらけでしたね。

村上隆の事務所みたいなんが独特でした。

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オモチャ屋、カード屋さん、漫画屋、もう全部が魅力的でめちゃめちゃ良かったですね。

映画のポスター売ってる『観覧舎』て店は推測ですけどポスター1000枚くらいありました。

未知との遭遇』『シックス・センス』のポスターも欲しかったけど、とりあえず2枚、この2枚を買いました。

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『観覧舎』さんにはチラシも大量にあって発掘したかった〜。

2001年宇宙の旅』のチラシ、フツーーに置いてんすよ。意味わからんでしょ。欲しい

 

中野ブロードウェイには18禁っぽい店もあるんですけど暖簾もまったくなくてテンガとか大人のオモチャ大量に置いてる店もありました。

そこで小学生くらいの子がいてビックリしましたけどね。あと、換気できてなさすぎてなんか店内がゴム臭かったです。

んで、中野ブロードウェイ、地下降りよ〜ゆーて降りたらスーパーがある!そしてアイス屋さんで買ったアイスをみんなが食べている、!🍨

と思ったらお婆ちゃんとかは蕎麦食べてんすよ、中野ブロードウェイなんなんすか。

怖い、文化が怖い。

完全に中野ブロードウェイに飲み込まれましたね。

周辺の商店街もめちゃ面白いんでかなりオススメですね。

東京住むなら中野がええわ〜。

 

で、その日はそれで終わりまして次の日。

僕は霞ヶ関、国会議事堂周辺を散策しました。

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なんか知らんけど国土交通省の写真撮りました。

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国会議事堂

 

外務省らへんで右翼の街宣車が6台くらいいて怖かったです。

 

はあ、東京都。

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次はどこをブラブラしよ

まあテキトーに歩こう

 

 

すっかり酔いも冷めちまった

涙ぐんでもはじまらねえ

 

 

ほな

銀杏BOYZアルバム『光のなかに立っていてね』レビュー

こんばんは自称バームクーヘンです。

今回は銀杏BOYZのアルバム、『光のなかに立っていてね』のレビューをしたいと思います。

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ー概要ー

まずはこのアルバム、2014年にリリースされまして製作期間は7年間、銀杏BOYZとしては約9年ぶりのアルバムでした。

ライブ音源を改良したアルバム『BEACH』と同時リリースされました。

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そして、この2枚のアルバムを機に他のメンバーは脱退と、とにかくまあ物凄いエネルギーを注ぎ込んだアルバムなんですね。

銀杏BOYZにとって一番のターニングポイントですね。

 

ー収録曲ー

 

1.17歳

2.金輪際

3.愛してるってゆってよね

4.I DON'T WANNA DIE FOREVER 

5.愛の裂けめ

6.新訳 銀河鉄道の夜

7.光

8.ボーイズ・オン・ザ・ラン

9.ぽあだむ

10.僕たちは世界を変えることができない

 

です。

次のアルバムはいつになるのでしょう、ということでとりあえず『光のなかに立っていてね』について思うことを書いていきたいと思います。

 

ー世界から社会へ、非現実から現実へー

 

まず、銀杏BOYZのアルバム2枚

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この2枚を銀杏初期としましょう。

 

銀杏初期では''君と僕だけの世界''という考え方が基盤となっていました。その世界を夢見て曲が生まれてる感じですかね。

その頃は君と僕の世界、2人だけの世界を夢見てた訳です。

それと比べ『光のなかに立っていてね』では''世界''よりも、''社会''に重きが置かれました。

 

世界=夢(非現実)

社会=現実

 

そして【世界=夢(非現実)】の構図の曲は銀杏初期で歌われ『光のなかに〜』以降の銀杏の曲は【社会=現実】で展開されていくわけです。

ぽあだむの歌詞、「夢見る頃を過ぎて英雄なんかいないって重々承知してんだ」に顕著にそれは表れていますね。

または「僕たちは世界を変えることができない」の歌詞にもそれは表れています。

一応触れとくとエンジェルベイビーの「ロックンロールは世界を変えて」という歌詞はロックンロールそのものが【世界】の中で存在しているためにそうなるわけです。

ここに矛盾はないです。ただし、銀杏BOYZは【社会】の中で留まることになった。

 

さっきから言うてる【社会】というのはいわゆる現実的な日常の話ですね。学校での社会、仕事場での社会、つまりは終わることのない日常の話です。

そして初期銀杏では日常の【社会】はクソだと、【社会】はクソなんだから見限ってそれよりも夢見て2人の【世界】に、生きている実感を見出そうとしたわけです。

でも、その夢見た【世界】てのは手に入れてしまうと自分自身は社会の中に存在するために、夢見た【世界】がクソ【社会】、日常になってしまうわけでそこでパラドックスに陥るわけですよ。つまりは手に入れた瞬間に夢見た【世界】は消えてしまい、結局のところ幸せと呼べるものを実感できなくなるわけです。

初期銀杏はあえてそういった一瞬で消えてしまうという部分に作品性を見出したわけです。

そのへんは駆け抜けて性春の歌詞なんかはわかりやすいと思います。

(わたしは幻なのあなたの夢の中にいるの...とか)

 

ただ、【手に入れた結果、いくらクソ社会を見限っても自身は社会に存在するため夢見た世界はクソ社会の仲間入りに変わってしまう構図】のなかに自分を置いてしまうとします。

すると、その構図の中で追いかけてきたものが一瞬で消えてしまうということを不幸せと感じた場合、不幸せのために生きてるみたいなトンチンカンなことになるわけですよ。

またここでも永遠に繰り返される連鎖、パラドックスが出てくるわけです。

「それでもいいや」って思えれるくらい凄いのが銀杏初期の異様さなのですが、峯田はおそらくそのへんのパラドックスを断ちたいと考えたのではないでしょうか?

メンヘラ製造機、不幸せの生産者とか思われても嫌でしょうしね。

 

そこで、僕たちには【世界】よりも前の段階に【社会】があるじゃないか、となったんでしょう。

終わることのない社会をクソだとしてたけど、どうせ社会の中で生きるしかないんだから終わりなき日常に光を見出そうとした。

『光のなかに立っていてね』は基本として非現実から現実へ、というメッセージがあると思いました。

そのため、ぽあだむの歌詞ではPOP過ぎる歌詞にマックのコーヒーなど過剰なほど日常のワードを入れたわけです。

音の話をすると、峯田はインタビューで「I DON'T WANNA DIE FOREVERはゲーセンみたいな音にしたかった」と述べています。

ありふれた日常の要素、現実に存在する空間の要素をそうやって存分に作品に散りばめたわけですね。

 

そしてこれまで【世界】ばかりに囚われていたけど、よく考えればクソ【社会】も混沌や混乱の中で光るものはあるわけでそこに作品性を見出します。

そして終わりなき日常に佇むあの娘の姿や、記憶の中にある、かつての日常にいたあの娘の姿にスポットライトを当てます。

日常の混沌や混乱はアルバム全体を通して纏うノイズが大きく効果を表していると思います。

 

ここから曲の話で。

ーぽあだむ、ボーイズ・オン・ザ・ラン

 

ぽあだむとボーイズ・オン・ザ・ランについて、書きます。ぽあだむのMVは本当に良くてね女性の日常にある一瞬の笑顔を記録し社会の中で光る彼女たちの素晴らしさを見せてくれました。

その日常の瞬間の連続が良くて、その連続、連続、終わることのない瞬間によって、終わりなき日常を見出しました。ぽあだむMVはそういった瞬間の連続性があるわけです。

 

方や、ボーイズ・オン・ザ・ランのPVは男たちのしょうがない姿をこれでもかと写します。

ボーイズ〜のPVもひとりの人のコマの連続という点ではぽあだむと変わらないのですが、ボーイズ〜に出てくる男たちは何処か「終わりに向けて駆け抜ける感じ」があります。

ぽあだむMVには終わりに向けて駆け抜けるというより、終わることのない日常の中での一瞬の光を見出してると感じました。

終わりに向けて進んでいるか(ボーイズ)、一瞬の繰り返し・連続性(ぽあだむ)か、2つの曲はこの違いがあると思いました。

 

ー金輪際ー

金輪際ってワード自体は堅苦しくて仏教用語っぽいですが思うにそこにそんな深い意味はないと思うんですよね。金輪際って意味は永遠とかですよね、永遠を言い換えただけやと思います。曲調も歌詞も好きです。歌詞を読むとなんかすっごい単純なんですがでも惹かれちゃう。そこがいいです。

ー愛してるってゆってよねー

『光のなかに立っていてね』の中でいえばライブで歌われることの多いこの曲。

凄く曲調がPOPでラップもするわけです。が、この曲は僕が思うに「銀杏BOYZはこれから変わりまっせ」てきなメッセージを過剰に表明しただけで、この曲はそれ以上もそれ以下もないと思うんですよ。「変わりまっせ」ていう単なるパフォーマンスなだけに聞こえるので、正直ライブで聴くともうそれはわかってる!てなっちゃいます。

 

 

最後に峯田は

世界に絶望したわけではなく、

アルバム全体の話では散々『光のなかに立っていてね』は【世界】から【社会】へ移行したということを書いてきたわけですが、決して峯田がかつて夢見た【世界】を見捨てたというわけじゃないと思います。

それよりも、社会の存在を取り戻したという感じじゃないでしょうか。そして銀杏BOYZは【社会】に留まることになりましたけど、それでも【社会】の上に【世界】はあるわけです。

ただ、それは銀杏初期で表現されてきた日常、つまりはクソ【社会】そのものを見限って【世界】を歌う。というよりもある種、新たな銀杏では悟りを開いた状態ではないでしょうか。

 

僕たちはやっと日常を取り戻したと、【世界】より前に【社会】があって、そんなクソみたいな【社会】や現実にも光はあって、まずそこを見ようとしたんじゃないでしょうか。

そうして【社会】の中で生きることを実感すれば、【世界】を夢見たとき以前より強固なもの、考えになっているわけです。

クソだと見限って見て見ぬ振りをしていた【社会】を新たな銀杏の姿で取り戻したわけです。

 

『光のなかに立っていてね』は銀杏BOYZの悟り、次なる段階を表したアルバムでした。

その段階への移行によって凄まじいエネルギーを使い、さらには前半で書いた、銀杏初期の、そもそもの【社会】を見限って【世界】に希望を見た結果生まれてしまうパラドックス【手に入れた結果、自分という人間は社会の中で存在するため世界を手に入れた瞬間にクソ社会の仲間入りになる構図】のせいで連載が大きく膨らみ、バンドとして消化できない凄まじいパワーを溜め込んでしまい、銀杏BOYZは崩壊してしまったんじゃないでしょうか。

 

しかしながら現実を知り、終わらない日常に生きる実感をなんとか見出そうとすることでそこから見る【世界】は以前よりも素晴らしく映り、社会に自身の存在があることを自覚し、さらには社会そのもの(クソ社会を認める、悟り)への理解を行なったためにパラドックスも存在しないので【不幸せのために生きてしまう連鎖】ももう生まれてこないわけです。

 

かなりのエネルギーを使い、それでも知り、実感することで以前よりも強固に僕と君の世界について想像できるでしょう。

『光のなかに立っていてね』は、僕たち銀杏BOYZを聴いてきた人々にそのようなことを教えてくれた気がします。

 

 

 

最後に『新訳 銀河鉄道の夜』の歌詞解説を試みたいと思います。

『新訳 銀河鉄道の夜』の歌詞は、以前とは違う【自覚できた社会】と【かつて夢見た世界】そして【これから夢見る世界】の3つが混在してて素晴らしいと思います。

 

 

新訳 銀河鉄道の夜

 

作詞作曲 峯田和伸

 

 

点、夜の口がまた閉じていく、汽笛の湯気に
猫、歌う讃美歌、あわれむな、僕はここ

(「あわれむな 僕はここ」、つまりはもう僕は以前と違う。世界から社会に、非現実から現実に移行)


東南東わずかに東に骸骨島が沈みます
ハロー、今、君にすばらしい世界がみえますか南風は椰子を揺らし、シリウスは瞬いて
あなたは僕のはじまりで、あなたは僕の終わり

(「あなた」は夢の中にいる、けど以前とは違うので手に入れても消えない、終わりなき日常に彼女の姿を見出すために「僕の終わり」とする。以前のように触れると消えるわけじゃない、夢は触れても消えない。これからもずっと夢、想いは続くことを示唆) 


街灯はぼんやりと点いたり消えたりした
靴音はこつこつと響いたり止まったりさ
シベリア鉄道乗り換え、中野駅で降ります
ハロー、今、君にすばらしい世界がみえますか


恋人たちは夢のなか、静かに歌うのでした
あなたは僕のはじまりで、あなたは僕の終わり

(「恋人たちは夢の中」は以前夢みてた僕と君、そしてもう一度「あなたは始まりで終わり」現実社会での終わらない恋)


銀河鉄道の夜
僕はもう空の向こうに
飛びたってしまいたい
あなたをおもいながら


世界はいつも取りかえしがつかなくて

(「世界」あの頃の【世界】はパラドックスに陥る取り返しがつかないものだった)


僕たちはいつも思いがけない
あたたかいギターは夜を冷やす

曇った君の声は僕を走らせる 走らせる 走らせる

 

信じますか よどみ続ける愛を

(かつては夢見ても一瞬で消えてしまった、しかし今は違う。終わりなき日常で愛は続く「信じますか よどみ続ける愛を」)


ハロー、今、君にすばらしい世界がみえますか


銀河鉄道の夜
僕はもう空の向こうに
飛びたってしまいたい
あなたをおもいながら

 

(この部分はゴイステ、初期銀杏の銀河鉄道〜と変わらないけど、言葉の意味は以前よりも遥かに強く明確な意思に変わる。自覚した社会から見る世界について語る。あのとき夢見た彼女は一瞬で消えてしまった、でも今は違う。また彼女に逢いたいと、「飛び立ってしまいたい あなたをおもいながら」は泣ける)

 

 

 

 

 

いや〜『新訳 銀河鉄道の夜』の歌詞良いですね。。以前との歌詞に出てくる''僕''の意思の変化を考えると泣けます。

めちゃくちゃ書きましたが、質問があればお願いします。

たぶん【社会】とか【世界】とか繰り返しましたしちょいややこいかもなんで。

 

最後までありがとうございました。

次の銀杏BOYZのアルバム楽しみに待ちましょう。

 

おわり

 

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ジャニーズにハマった男3/春松竹 関西ジャニーズJr.のコンサートを見て

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こんにちは。

ジャニーズにハマった男、自称バームクーヘンです。

去年の11月頃、僕はジャニーズ文化が面白いってことに気付きまして、Sexy ZoneにハマりJr.のprinceにハマり、雑誌や写真集などを購入しました。

ちなみに自担は現prince、もうすぐキンプリとしてデビューする岩橋玄樹くんです。

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はあ、かわいいなあ。

ちょっとまてい!!!!今回は関ジュの話なんや、記事なんや、いわげんについて語ると長くなるので岩橋玄樹トークは今回はここまで!!!

 

で、で、で、ジャニーズにハマったからには生で彼らアイドルを見たいと思いました。

ただなかなかチケットが取れない故、何かしら会員にならないといけないわけで、なかなか行けませんでした。

そして今年1月、僕はジャニーズJr.情報局の会員になりまして、やっとですよやっと関ジュのコンサートが春休みにあるということで申し込み、チケットを取ることができました。

 

僕は関西ジャニーズJr.やと大西流星くんが好きです。

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あと西畑大吾くんも好きです。

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動く彼らを見て欲しい!

 

 

まあこのように僕は好きなジャニーズがいるわけですが、僕は男です。

突然何を言いだすねんって感じですけど、僕は男なんですよ。

ただね、「男やから」みたいな男の''かくあるべき姿''みたいなものは捨てましょう。

ジャニーズにハマった男にそれは必要ないのです。良いものは良いんですよ。

 

来たる3月13日、関ジュのコンサートかある日です。

僕は松竹座に向かいました。
開場の際、初のジャニーズということもあり、ドキドキが止まりませんでした。


俺は、俺はジャニーズを楽しむんや!!

 

ー春松竹 関ジュスペシャルshow感想ー

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いやあ初のジャニーズ、松竹座には凄い数のジャニヲタがいました。まあ僕もジャニヲタなわけですが、男は女性100人いて1人いるかな?くらい。

まだまだ肩身が狭いです。とはいえ肩身は狭くても、おそらく身長は一番デケエ

男といっても彼女の付き添い(みたいな感じ?)がほとんど。僕みたいな大男はいない。

「村にバケモノが降りてきた」みたいな空気にならないか心配でしたが、まあそんなのは関係ない。ジャニヲタの方々はその日、推しに会うために最大限そのアイドルに集中しているわけです。

 

物販ではグッズがたくさん売っていました。

 

俺は大西流星くんが載ってるメモ帳を買ったぜ〜

 

んで、グッズも買ったところで自分の席に向かいます。僕は二階席の一番後ろでした。

双眼鏡は持参、準備は万端です。

ちなみに双眼鏡には入り口で貰うシールを貼らないとダメです。

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初めてのジャニーズ、生ジャニーズ。

女性アイドルの現場は何回か行ったことあったんですが、ジャニーズの現場は独特でしたね。

 

・ジャニヲタと女性アイドルヲタクの違い

まず、ヲタの違いですが女性アイドルのヲタクは見た目からわかるわけですよ。Tシャツやタオル、ハッピを着たりね。そして曲によってコールが何回もあるわけです。

そしてお馴染みのコールなどもあり、ちょっと難解やったりするわけですが女性アイドルのヲタクは覚えてたりするわけです。

それに比べ、ジャニヲタはごくごく最低限のグッズしか身につけない、待ってても団扇やペンライト持ってるくらいですよ。

(指定のペンライトがあり、現場で指定以外のペンライトを使うことは許されない。)

そしてTシャツ、タオル、ハチマキ、ハッピを身につけている人ってのは皆無。

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いうたらこのような、わかりやすーーいヲタクはジャニーズの現場には全くいないです。

どうやらそのようにグッズを大量に身につけるより、如何にその日最大限自分のベストの状態にするかつまり、カワイイを舞台上の彼らの目に届けるか、そう感じさせました。

おそらくですが、女性アイドルが好きな男のヲタクは発散系(グッズを身につけコールをする)外に外にアイドル好きパワーを放つ感じで、ジャニヲタは吸収系、アイドルパワーを自らの内に内に溜め込む違いがあると思いました。

 

思えば僕がジャニヲタになって世にジャニヲタがめちゃくちゃいることに気付きましたが、同時にその人たちが実は日常生活においてジャニヲタであることを隠していたり、大きな声で「ジャニヲタである」ことを公言していない現実を知りました。いうたら隠れキリシタンみたいな感じなんですよ。

これだけ多くのジャニヲタが存在するわりには、高校時代、関ジャニ以外のヲタクは自ら「ジャニーズが好き」であることを言っていない印象がありました。

そしてコンサート会場には多くのジャニヲタが集まり、推しやステージを見るわけです。

僕もそれを見ました。

 

・ステージ上での彼ら。

生で見たジャニーズ。

もうね、キラキラが凄いんですよ。ときめきが止まらないんです。

どんだけカッコイイねん!キラキラやねん!の連続なわけですよ。

特に特に、センターの西畑大吾くんがヤバイ。

顔面から、いや、全身から放たれるあのアイドルエネルギー凄まじい。

大西流星くんも良いです、可愛いです。関ジュのみんな良いです。歌カッコいいです。舞台をフルに使った演出がハンパやないです。技術さんありがとう、照明さんもありがとう。

そして関ジュの中で向井康二くんや兄さん方の後輩を見る眼差しや優しさが溢れてます、良い、素晴らしいよ君たち!!、

ああ、褒めがとまらねえ!!

 

そして関ジュ春休みスペシャルshowでは入所したてのホヤホヤジャニーズJr.の紹介もありました。

おそらく6〜8歳くらいの児童6人くらい👦

その子たちが紹介されたとき、その日一番の声援が送られました。

 

「きゃーー!、!かわいいー!、きゃー!」

 

可愛いけど、流石に年齢!!!

一瞬冷静になってしまいましたがまあ可愛いですし、未来のアイドルと考えたらうん。この件は飲み込みましょう。

 

んで、関ジュは関西やからか、新喜劇ちっくなコントも間に挟みました。40分くらいかな?

30分〜40分曲、30〜40分コント、20〜30分曲の計2時間ほどの公演でした。

関ジュのあの、みんなで盛り上がるわちゃわちゃ感が凄く良かったです。あれは関西人ならではじゃないでしょうか。

そして関ジュの兄さん方と、若手の子たちとの信頼関係がよく伝わっていました。

個々にそれぞれの強み、良さがあり、それが掛け合いになって相乗効果をもたらしていると思います。

舞台を何回も何回も行い、現場を体験することでテレビに出た時も、ある程度活躍することができるわけです。

 

・アイドル=偶像

ジャニヲタになり、ジャニヲタ内部に潜入して色々わかりましたよ。

初の生ジャニーズを見て、違うグループの公演にも行きたいと思いましたね。

そして舞台の上は勿論のこと、やっぱりアイドルを見るお客さん側のヲタク文化も面白いです。

アイドルは偶像という意味ですがそれを応援する行為はいわば、ちっこき偶像崇拝なんですよ。

信じてやまないもの、それを追いかける行為は集団になればなるほど強力なパワーが生まれると思います。

ジャニーズができて60年ほど経ちますが、ジャニヲタ内部で受け継がれるアイドル追っかけ信念や、色々な形式(ジャニヲタ内でしか使われない造語など)さまざまな独自の文化がそこにはありました。

ジャニヲタとしてこの文化をもっともっと掘りたいと思います。

 

さてさて、そんな堅苦しい決心は置いといて正直、早く次のコンサート、ライブが見てえよ!!

知らない世界だらけ!!!はあ、

今のところ目標は今度デビューするキンプリを生で見ることです。

 

よっしゃ、見るぞ〜〜!

 

おわり

 

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関西!関西!Jr.!

 

ps.

「関西アイランド」って曲が凄く良いのでオススメです。

『劇場版テレクラキャノンボール2013』を見た。

こんばんは自称バームクーヘンです。

今回は『劇場版テレクラキャノンボール2013』の感想について書きたいと思います。

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まずは見てない人に向けてネタバレしてない感想、途中からはネタバレを含む感想を書きます。

 

まずはこの作品、アダルトビデオのシリーズとして1997年から何作かあります。

『劇場版テレクラキャノンボール2013』(以下 テレキャノ)はそれの劇場版、つまりは完全なるAVじゃなく映画として公開されたものです。

予定では6日間だけ公開されるはずでしたが、口コミが広まり瞬く間に一大ムーブメントとして盛り上がりました。

公開当初、トークショーも行われ雨宮まみさん、『童貞を。プロデュース』の松江監督、宮台真司さん、バッファロー吾郎Aさんなどがゲストとして呼ばれました。

その後、バッファロー吾郎から後輩のナイナイ岡村さんに10時間版のDVDが渡されたみたいです。(後にめちゃイケでテレキャノのパロディが制作される)

また、クイズ☆タレント名鑑水曜日のダウンタウンなどを担当する藤井健太郎pが企画し、TBSでは芸人キャノンボールが制作されました。

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こんな感じでですね、他業種を巻き込むくらいテレキャノ2013はムーブメントを起こしたのです。

そもそもAV監督が映画を作ること自体が業種の枠組みを超えた話なので映像を作る、様々な業種に''感染''してくのも頷けます。

 

ーテレクラキャノンボール2013のルールー

改めてそもそものテレキャノとはなんなのか説明いたします。軽ーく。

まず、キャノンボールとは車やバイクを使った非公認の長距離レースです。

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この映画オススメ!

 

なのでテレキャノでも出場者は車やバイクに乗り、仙台、そして札幌まで競い合います。

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んで、んでよ、テレクラキャノンボールのテレクラとは?

まああのテレクラですね。

個室に電話があり(基本的に)女性から電話がくるのを待ち、会話する場所です。まあその後デートしたり、セックスしたり、みたいなそのきっかけを掴む場所です。

 

テレキャノはそれを融合したレースです。

つまりは簡単に言うと如何にゴールするまでにセックスするか、また変わったプレイをしてポイントを稼ぐかなんですね。

ポイントってのはただ早くゴールすりゃいいってもんじゃなくて、例えば相手の女性が顔出しOKなら+ポイントとか加算されていきます。

(このポイントがめちゃくちゃ細かい!)

そしてこのポイントがレースの勝敗を決めます。

テレキャノにおいてはレースよりセックス、それに伴うポイント合戦がメインになります。

形態はレースやけど、元がアダルトビデオなのでね。劇場版でもおそらく3分の1くらいはセックスシーンです。

で、参加者はAV監督、カンパニー松尾さん、バクシーシ山下さんなどなど、の6人です。

優勝すればAV女優2人と寝れるってわけです。

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さてさて、僕がこの映画を初めて見たのは1年半ほど前でした。

見たときは衝撃でしてね、なんか心に残るけど同時にとても胸糞が悪くもある。

この映画は+100点と−100点が同じくらいあると思います。それについて書いてきます。

 

 

(まだネタバレしませんが、ここから気分を害す恐れのある内容に入ります。)

 

 

 

まず、構造的に都会に住む男(プロのAV監督)で競われるレースで、いかに地方の素人女性を抱くか、そしてセックスする女性においても例えば40代はマイナスポイントだったり、その人を評価するわけです。

んで、一人一人が1日のうちでハメ撮りしてきたビデオを公開し、判定する会議のシーンでは仲間内で笑ったりします。

さらに優勝すれば綺麗な女性2人を抱ける。

そういう構造になってるんですよ。

なので、はっきりいってテレキャノはかなーり胸糞悪い映画です。僕個人としても手放しで絶賛できる映画では全くないです。

この映画が完全なる女性蔑視の上で成り立っていることは間違いありません。

感想書く前にそれは言うときます。

また、監督のカンパニー松尾さん自身も作家湯山玲子さんとの対談で「賛否があって当然」ともおっしゃっていました。

実は劇場版に編集する際に、セックスする前の女性との会話を少なくしたり、何故女性もこの映画に出る決意をしたのかという部分が劇場版では映画の尺の問題で切り落とされたため、劇場版テレクラキャノンボールがブラックな内容になってしまったそうです。

10時間版のテレキャノはバランスが取れているそうな。

まあそれでも2時間ちょっとの劇場版テレキャノの構造的欠陥は間違いないと思います。

 

ただですね、テレキャノは男性のそういういやーーな側面を物凄いはっきりと見せているんですよ。作品として本来なら隠す部分を正直に見せている。それは倫理的欠陥にもなりますが、リアルを写すドキュメンタリーとしては逆に嘘が無く凄いことやと思います。

それもドキュメンタリー映画監督じゃなくて、AV監督がドキュメンタリーを撮ったからでしょう。

その異質感、ゲテモノ映画やけどその嘘の無さがね見てて凄いんですよ。

さらには劇中では純粋な愛が一部見れる側面もありましてね、嘘だらけの世の中で正直なゲテモノ映画が、愛を見せてくれる瞬間があるんですよ。生きるとはなんなのか?人生ってなんなのか?その問いにも、この素晴らしきゲテモノ映画は1つの答えを導いてくれます。

僕も見てる最中に胸糞悪!て何回も思いましたが、最後には何故か泣いてました。

なぜこのゲテモノ映画で泣けるのか?

なぜ?

 

 

(ここからネタバレありの感想に入ります)

 

 

 

ー素人女性たちー
改めまして、テレキャノは男性の愚かな面を全面に見せる素直さと滑稽さがあります。

''非日常''に生きるAV監督と素人女性の''日常''が交わる瞬間をこれでもかと見せられます。

そこにカルトが生まれるわけですが、そんな瞬間なかなか見れないです。

この映画はその瞬間、カルトな世界を見せてくれるわけです。

出演する素人女性にもそれぞれの人生があり、「この出演が人生のターニングポイントになった」と語る女性もいました。

そしておちゃらけて明るいギャル風な女性(前半の方でバクシーシ山下さんと3pした人)はこれまでの人生を語ってくれました。

「ウケる」が口癖の彼女は成長する過程で受けた暴力などを語り、最後に「失うもんなんかもうねえよw」と半分笑いながら言いました。

彼女が自分のセックス、それも友人と山下さんとの3pというカルトな空間で撮られたものを映画として記録されることを了承する。

それは人間の証明のようでした。

テレキャノがただのエロ映画ではなく、ドキュメンタリー映画とされる理由がわかります。

 

彼女以外にもそれぞれ人生があり、セックス以外の部分が映し出されます。

カメラを向ければその人はその人を演じてしまうと言いますが、だからこそ、その人は本来の思考や人生の歩みを語り、本性が丸裸になっていきます。

プロのAV監督はセックスもその人の全部もカメラに抑えていくんですよ。

ケタケタ笑う悪ーい面もありますが、そういうプロとしてカメラを持ったときの姿勢にはプロたる所以を感じました。

男たちはテレキャノでポイントを稼ぐためにセックスを持ちかけますが、それに答える女性は何を想い映画に出ることを了承するのか。

普段はふつうに接してるような感じの人たちもいっぱい出てきます。

ドキュメンタリー映画として、ゲテモノ映画ですがそこには余りにも生々しいリアルが映し出されます。

 

ー監督たちー

6人のAV監督にはそれぞれ個性があり、良さがありました。特にビーバップみのるさんは何も考えてないようでほんとに何も考えてない感じがよくてね、でも謎に言うことやセックスに対しての姿勢がかっこよかったりするんですよ。

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テレキャノでの名言そして迷言である「ウンコ食う人生か食わない人生かなら食う人生を選ぶ」だったりね。

みのるさんは途中から採用されたウンコポイント(女性のウンコを食べれば3ポイント加算)のせいで、カン松さんに負けてしまうんです。

自分はレースで女性のウンコを食えなかった。そして負けた。それを認めて最後に新潟へ向かうフェリーで彼は新潟行きのフェリーに同行したりんちゃんのウンコを食べたんです。

 

ちょっと待ってください、僕も暑くなりましまが冷静に考えて彼はウンコを食べたんです。やあらへん。

 見ていて頭がおかしいけど、当の本人たちは物凄い真剣にしてるっていう可笑しさがね、面白いんですよ。しかも本人たちが勝手に話して決めたいわば悪ノリみたいなもんです。

やけど、それが劇中でかなり肝になってくるんですよ。

んで、ウンコ食うことと人生を結び付けて熱く語るわけです。すげえドキュメンタリー。

ウンコを食べるか食べないかの人生、食べない選択をした結果負けたと。

そしてそんな自分を食ってかかるために、人のウンコを食べて成長する。

なんなんですかこの映画は!すごい世界!

僕はちゃんと見るとキモち悪いんで食うシーンは目を細めて見ました。

 

レースが終わり、レースのゴールは終わりましたが監督たちそれぞれのゴールが残されてるわけですね。

ビーバップみのるさんは食う人生を選び、バクシーシ山下さんは賞品を楽しみます。

そして監督のカンパニー松尾さんは新潟行きのフェリーである2人のことを考えていました。

それはレース参加者の嵐山みちるさん

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と、賞品ガールとしてテレキャノに招待されたAV女優神谷まゆさんです。

みちるさんはレース中に事故りかけ、そこから神谷まゆさんに貰った御守りを車に付けて走っていました。

そもそもみちるさんは当時h.m.pの専属監督で神谷まゆさんはh.m.pの専属女優でした。なので監督と出演者であったのですが一度も絡み(セックス)はなく、でも近い存在やったんですね。

で、神谷まゆさんから御守りを貰ってそれをみちるさんがつけてレースに挑むと。

 

カンパニー松尾さんからみちるさんが御守りを付けてたことを聞いた神谷まゆさんは泣いてしまいます。

カンパニー松尾さんも号泣しだしてね、急に純愛映画になるんですよ。

純愛をハメ撮りという形でまた記録します。

神谷まゆさんがとても良くてね、素人女性の方々はもちろん、彼女もこの映画になくてはならない存在でした。

 

ー神谷まゆさん、その後、ー

そしてみちるさんとのハメ撮りを終え、テレキャノ後にもう一本撮った後で彼女はAV女優をやめました。

 

みちるさんとのハメ撮りを終えた彼女は笑顔でね、光ってたんですよ。

AV女優をやめてしまったけど、そのときの笑顔は記録されてるわけです。

永遠なんて嘘っぽいですけど、嘘だらけのこの世の中で存在するこのゲテモノ映画はそういう嘘を排除し、人間の証明や出演した女性の一瞬の表情や人生を記録し、元AV女優神谷まゆさんの笑顔も映画という形で保存しました。

たとえば100年変わらない笑顔もこの作品が100年残れば本当になるわけでね、嘘が本当になるんですよ。

 

 ー素晴らしきゲテモノ映画のテレキャノー

 

非日常と日常が混ざり合い、人間の愛も汚さも全部見せるほど正直で、そこに嘘がないテレキャノは、出演した監督たち女性たちのそれぞれの人生やゴールも丸裸にして見せてくれました。

最初書いたみたいにこの映画は構造的欠陥のある作品ですが、ドキュメンタリー映画として面白くてなんだか心に残る要素もあります。

素晴らしきゲテモノ映画なわけですよ。

 

僕は『劇場版 テレクラキャノンボール2013』を知ってる人生か、知らない人生かなら知ってる人生を選びます

  

はい、おわり

 

 

 

 

 

ちなみに派生作品としてこんな映画もあります。

『劇場版BiSキャノンボール2014』

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公開中『劇場版 アイドルキャノンボール2017』

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高校の修学旅行 ペンネーム バームクーヘン。

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こんばんは自称バームクーヘンです。

なんだかブログを更新したいけど、書く内容決まらなかったので僕が高校のときに書いた修学旅行の作文をコピペする奇行をしたいと思います。マジで誰得やねんって記事なので読む方は僕のプロフィールの一部やと思ってください。

見返すとその作文は無記名でペンネームで書くというもので、僕はペンネーム バームクーヘンとしていました。変わらねー。

 

 ではでは、作文

「一学期の頃から総合の時間で修学旅行のことをしていてまだまだだなと思っていたけど、いざ修学旅行を終えるとあっという間だった。初海外ということで不安だった。

修学旅行の準備は大変で出発前にキャリーバッグの重さを測ると17キロもあった。どう考えても重たい。なので大幅に削減したが、それ故に修学旅行中に足りないものが続出した。

飛行機は7時間乗った、相当辛かった。

オーストラリアに着いて動物園に行き、動物園の鳥のコーナーみたいなところに行ったら急にカンガルーの団体が走ってきて、それに驚いた鳥がすごい飛んできて焦った。

ファームステイでは最初は凄く緊張して、シャイボーイというあだ名をつけられた。ファームステイ先の家の人の車に乗ったのだが、ドアを閉めるときに日本車の感じで閉めると、「Soft!」と怒られた。計4回怒られた。

リンダさんという人の家なのだが、リンダさんはよく僕たちのカメラで写真を撮ってくれた。

いっぱいいっぱい撮ってくれたが、後から見返すとニワトリの写真ばっかりだった。

リンダさんの家は犬を4匹飼っていて1匹がやたら僕が寝るベッドを気に入っていてちょっと困った。寝るときはなかなか寝れなくて、寝そうになった人にわざと会話をふってその人を起こしていた。ファームステイは一泊しかしなかったが別れるとき悲しかった。オーストラリアの人は優しいなと思った。

オーストラリアのご飯はやっぱり日本とは違うくて、帰ったら和食が食べたいなと思っていた。最終日は海でカメと泳いだ。だいぶ沖の方まで友達と泳いだが、ゴーグルを忘れていたので大変だった。

夜に日本につき、家についたのは21時頃だった。久しぶりの日本でのご飯は、和食ではなくチンジャオロースだった。ご飯と味噌汁とチンジャオロース。」

 

はい、こんな感じの文章でした。高2クオリティ。

5日間くらいに渡る修学旅行やったんでめちゃくちゃ思い出になりました。

当時、好きな子が同じクラスやってすーーげーー意識してました。ま、一回も喋ったことないし喋る事もなかったけども。コアラ抱っこするあの娘可愛かったな〜〜あ〜〜。

すげえ可愛かったわ〜。思い返しても可愛い。

 

もうええわ!もうええわ!

 

おわり。

 

 

ドラマ『モテキ』と小宮山夏樹の話

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※この記事の内容はネタバレを含みます。

 

こんにちは自称バームクーヘンです。

僕はドラマ『モテキ』が好きなので今回はそれの感想を書こうかなと思います。

久保ミツロウ先生の漫画が原作で、ドラマの延長に映画もありますけど基本的にドラマ『モテキ』の感想を書きます。

まずはサラッと概要。

先ほども書きましたが漫画が原作で、テレビ東京で2010年7月〜10月頃までに放送したドラマです。ストーリーは30歳手前のセカンド童貞男に''モテキ''が訪れるが、なんせ女性に慣れていない主人公なので葛藤してそれがまた物語を終わらしてしまったり、問題を発展させてしまう。みたいな話です。

 

登場人物

・主人公の藤本幸世

(呼び名 幸世、幸世くん、童貞)

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30歳手前でセカンド童貞だということがコンプレックス。音楽、漫画、お笑い鑑賞が趣味。

 ・土井亜紀(土井さん)

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幸世とは会社で出会う。音楽の趣味から繋がり、幸世にとってのモテキ最初の人物。

・中柴いつか(いつかちゃん)

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幸世とは何かと趣味、性格と共通性が多い。

飲み会で知り合ったとき喧嘩をしたが、そこから仲良くなる。

・小宮山夏樹(なつきちゃん)

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幸世が人生で1番好きになった人物。幸世のこじらせの元凶といえば元凶。趣味、性格ともにあまり合わないが掴めないような人物像に幸世は惹きつけられる

・林田尚子(林田、リンダ)

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幸世の同級生。幸世と恋の関係にとはならない。自信を失った幸世にとっての姉御的存在。

・島田雄一(島田)

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 幸世の中高の同級生。趣味が全く合わないが幸世の親友。頼れる存在。

 

まず押さえときたいことはモテキを描く際に、久保ミツロウ先生が自分がこれまでモテてこなかったことを物語にしたいけど、女性が主人公やと購買されない。だったら男でってことで描いた物語が漫画『モテキ』だってことです。

幸世は草食系男子でクラスでいうとなんでもない普通のぼんくらみたいな感じの男です。幸世はね思春期にこじらせて、いわゆる反抗期を経験していないんですよね。

反抗期というと

「父のようになってはダメ」⇔「父のようにならないと」

その2つの間でもがいて自分を、そして父を超えていく通過儀礼ですけど幸世はどうやらそれを経験していない。

いつまで経っても支配されてる側で、まあそれもこじらせていなかったら「社会はそういうもの」で流せますけど、幸世は無理なんですね。

やから自分でコントロールしたい、支配される側じゃ嫌やと。幸世は大前提としてそのような人物像だと思います。そこに訪れたのがモテ期でした。

 

モテキ』は音楽要素がとても強く、ドラマのサブタイトルは毎話、曲名だったりします。

それ以外にも出てくるワードがいちいちサブカルとカテゴライズされるものになってる。 やから余計にこのドラマに感情移入しちゃう(あまりそういう見方はしたくないけど!)

 

〜フェスについて〜

1話では土井さんとフェスに行くんですよ。んで幸世もフェスに行き慣れてる感じなんですが、ちょっと待ったー!!
フェスて、女子に誘われてもまあ迷うけど、第1、現実の幸世みたいな男はプライベートで1人で大きいフェスに行くわけがない!

そんな根性ないですよ。
これはロマンポルシェロマン優光さんも言ってたことなんですが、いわゆる杉作J太郎さんや吉田豪さんがプライベートで1人で大きなロックフェスに行くって想像できないですよね。そういうことやと思います。あれは違和感でした。

 

さてさて、モテキの登場人物は各々キャラクターが濃くて魅力ありますね。まず幸世と土井さんが良い感じになった後、いつかちゃんとも関係ができあがっていくんですけど、この2人は幸世を取り合う三角関係になっていきます。

2人は対象的でしてね、見た目も雰囲気も性格も違います。2話かな、土井さんが風呂上がりにR1飲むんですけど、いつかちゃんは温泉入ったあとでヤクルト飲むんですよ。こういう描写的に細かな違いもあります。

あ、そいや『モテキ』の土井亜紀の衣装はほとんど野波麻帆さんの私物らしいです。

 

2話「深夜高速〜上に乗るか下に寝るか〜」はほんと良いですね。

いつかちゃんと幸世が出会ったときの喧嘩

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「お前みたいな童貞野郎、結局いかにもやらせてくれそうなイメージの女ん所にしかいけねえんだろ!電車男とかな、みうらじゅんの童貞ビジネスとかに騙されて自己肯定してんじゃねえよ!!」

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 「てめえこそハチクロとか浅野いにおとかの漫画読んで現実逃避してる口だろがよ!銀杏BOYZの峯田のブログにコメントしてんじゃねえよ、峯田はぜってーてめえのコメントなんか読んでねえかんな!」

 

このやりとりがね、いつかちゃんや幸世と趣味が合う人はかなり刺さる台詞ですね、。

そこから岩井俊二監督の『打ち上げ花火〜下から見るか横から見るか』のロケ地を巡るデートをする。満島ひかりのリブートした演技めっちゃよかったです。はい。んで、2人はその日は宿に泊まるわけですが、なんせ2人とも異性との距離感ヘタ芸人なもんで変な感じになっちゃう。異性の友達ってわかってるのに異性を過剰に意識してしまう。

んで、急遽2人で帰ることに。

しかも知り合ったときは互いに童貞と処女やったのに、いつかちゃんはドブに処女捨てたと。幸世も実は卒業してたってことがわかります。

いつかちゃんとはここで一旦離れてしまいます。

 

ー小宮山夏樹という人物ー

その後幸世は人生で1番恋した女性、小宮山夏樹と再び出会うわけです。

この、小宮山夏樹がねなんというか凄く面白いキャラクターなんです。

土井さんもいつかちゃんもわかりやすいキャラで物語とは関係ない部分のことも想像はできます。しかも、幸世との三角関係という構図もわかりやすい。

ただ、この小宮山夏樹は土井さんもいつかちゃんもあまり把握してなくて、キャラクター像もなかなか掴めない。

 なんというか人物として何面も個性がある感じなんですよ。

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漫画ではこんなセリフがあります。ようは小宮山夏樹はカテゴライズできないキャラクターなんですよ。

「こういうヤツ」みたいなレッテル貼りを拒否するんです。

「小宮山夏樹はビッチ」て聞くと、いや、夏樹ちゃんはそういうことじゃない!てなる。

夏樹ちゃんは凄く魅力ある人やと思います。

まずね、最後の最後に夏樹ちゃんは「親がいない」「高校行ってない」てぽろっと会話の中で自然と言います。いつから親がいないのかは明かされませんけども、おそらく夏樹ちゃんはかなり苦労してきた。

幸世は親はいるけど、反抗期を経て成長できてない。

夏樹ちゃんは承認行為を実は強く人間に求めている。

他の人以上に夏樹ちゃんは他人からの承認を求めてしまうわけです。

承認っていうのは自己への理解であったり認識であるわけやけど、夏樹ちゃんは恋愛において「承認」というのが原動力になってしまってるんですね。つまりは、

承認されたい→行動する→ダメになる→承認されたい

の繰り返しに陥ってるんですよ。

夏樹ちゃんは酔うと誰彼かまわずそういう行為をしてしまうんですが、お酒が入ると本性が出てしまうわけです。

ほんとは「承認されたい」けども、フラフラしてるのもダメ。だいたい、漫画のセリフであったように男はカテゴライズしようとするし、「こういう女」みたいなクソみたいなレッテルを貼ろうとする。

つまり、本当に自分を理解してくれる人がいないわけです。

漫画のセリフで「''本当の私''を理解したなんて思い込みだか思い上がりが嫌なの」のセリフの裏にはそういう意図があると思いますね。

そして、いつまでも他人に承認されない、理解されないが故にアルコール入ると、承認の代償行為である性行為をしてしまうわけです。

でも、それは結局さっき述べた

承認されたい→行動する→ダメになる→承認されたい

ていう悪循環になってしまうんですよ。

夏樹ちゃんのキャラクターは型にハマらない感じでして、何面もあるんですね。でも、人間ってそうじゃないですか。誰かが個人に「ああいうヤツ」とレッテル貼りしても実際にはそれ以外の部分が何面もある。

どこまでも人間らしいのが夏樹ちゃんなんですよ

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夏樹ちゃんは両親がいなくて、ぽっかり心に穴が空いてしまったけど、やからこそこれまでしっかり自分の足で立ってきたわけです。

自由奔放に見えるけれども、しっかり自分の城のクイーンであり続けてきた。

出会う男は''本当の私''を理解したなんて安易に言うて型に収めようとする。

本当の意味での承認を求めているのに、そういう意味で手を差し伸べてくれる異性は現れないわけですね。だいたい、ええ感じになっても承認の代償行為である性行為をしてダメになっちゃう。

そこへ事故的に出会えたのが幸世やったわけです。幸世にしても事故やし、夏樹ちゃんにしても2人の出会いは突然交わらないものが交わった瞬間やったわけです。

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出会ったとき、赤い傘をほって2人で走り出すわけですよ。

ああ、あ、泣きそう

その日、幸世が夏樹ちゃんに自分のブログ紹介するあたりも最高ですね、今やったらツイッターのアカウントでも教えるんでしょうか。

いや、まあそんなことはよろしい。

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幸世に出会って、夏樹ちゃんは映画『卒業』でいうダスティンホフマンばりの、結婚式乱入して引っ張るみたいなそういう部分を幸世に求めたんじゃないかなって思います。

「君と最悪な人生を消したい」、まさにそのような心境じゃないですかね。

なんかこの人ならほんとにわかってくれそう、承認してくれそうやと、まあでも幸世は幸世でフラつくし思ったようにいかない。

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最終回で夏樹ちゃんが「ずっと思ってたんだけど、」と幸世になにかを言おうとするけど、声はかき消されて幸世に届かない。

出会うはずのなかった2人はここで2人の意図に反して再び事故的に離れてしまうわけですね。

幸世に夏樹ちゃんの真意は届かなかった。

ぼくはあれは夏樹ちゃんが何を伝えたかというと、

「この人やと思った、だけどそれぞれ違う人の方が幸せになれると思う」てきなことやと思います。

人の承認や認識、それはなんとなくなだけで本当の理解なんてできない、本当の理解を求めるけど夏樹ちゃんはそれはできないってのが幸世によってわかったんじゃないかと思います。

ある人に対する認識っていうのはその人がどんな人なのか、いわゆる''情報''の部分と同時にそれとは別の''真実''の面があるわけです。

真の部分なんて理解できないし、自分でもほんとはわからない、夏樹ちゃんはそれを自覚したんじゃないでしょうか。

哲学的な話になりますが、自覚の''自''は自分だけじゃなく他人の中に自分を写す、他人による承認と自分が他人に行う承認、つまりは相互承認によって自分を成長させたような意味です。

夏樹ちゃんは幸世との相互承認によって自分を理解でき、他人を知り、自覚し、成長したんですよ。

それで幸世とはそれまでの段階では本当は運命の存在やったけど、次の段階があるとわかったんですね。

映画『卒業』でいうと、結婚式に乱入してきた自分を愛してくれる男に引っ張られて走り出したものの、「あ、これって幸せなの?」とわかる。さらにその先も日常はあるわけですよ。

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そしてまた夏樹ちゃんは人生の曲がり角を曲がり再び自分の足で立ち、歩み出すわけです。

夏樹ちゃんの幸世からの卒業やったんですね、あれは。

とにかく小宮山夏樹は人間ってのは理解できないし一面しかない個性なんてのはない、簡単にカテゴライズなんてできないってのを体現してるわけですよ。

 

はい、てことでモテキ全体の話しようと思ったのになんだか小宮山夏樹の話ばかりになってしまいましたね。このへんで終わりたいと思います。また書く気が起きたらモテキ全体の話か、各キャラに絞った話ししよ〜〜〜

 

おわり

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就職活動の話(自己啓発とは程遠い内容)

こんにちは自称バームクーヘンです。

僕は2017年に就職活動をしました。

とりあえず今から書く内容は【自己啓発】とかそういう類のシロモノではないのでご了承ください。ただの僕の体験談です。

まず僕は四年制大学文系の学部で、偏差値はアイスのレベルでいうピノくらいやと思っといてください。

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 パピコでもいい

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いや、そんなんええねん。

 

まあとりあえず僕は部活動、サークル何も所属してなかったんでなんせ先輩がいねえ!!

友達もいねえ!!

学内に頼れる学生はまあいないと、インターンもよくわからんから行かなくて、合同説明会も一回も行ってなくて、大学のガイダンスも一回も行ってませんでした。

その状態が去年の2月くらいでしたね。

でも、3月末になってくるとだんだんヤバイ!て意識になってきまして、そこからとりあえず自分が興味ある企業にエントリーなり説明会の予定を入れました。

 

ほんである企業の説明会は広報の方が熱くてね、

「僕らは書類審査みたいなので落としたりはしない!絶対に!その学生の信念を見て!やる気を見て!きちんと判断する!僕らの会社は人を大事にする!!」

ていうてね、熱いねえと思いながら履歴書出したら2日後に「不合格」と通知きました、なんじゃそれ!!!!どないやねん!!大人こーっわ!

まあそれも僕に落ち度があったんでしょう。知らんけど!

 

3月末から4月、5月とまあ受けていきましてすぐに落ちる企業もあれば、二次面接、三次面接で落ちるとこもありましてね、最終で落とされたとこもありました。

 

 何社か受けてるとね、業種が同じやと何処かで見たことある学生と出くわすんですよ。あの会社の面接いてたよね?とか説明会一緒やったね、とか。

僕はそれが何回かありまして、そうなるとね集団面接でその学生にネタバレしてるんですよ、僕の自己紹介や話すことが。

それがなんか恥ずかしいんですよね

 

「知ってますけど?」

「はいはいはい、そのエピソードね〜〜!」

「でたー!鉄板ネタや!」

 

て、その人に思われそうで嫌でした

気にしすぎやろって話ですよね、でも気になりますよそりゃ。

 

あとね、集団面接やと学べることもあるんですよ、こう話すと好印象なんやなとか、逆にダメなとこもわかったり。

で、基本スーツですけど【私服でお越しください】って企業もあるんです。

1つそういう企業がありまして、僕はその企業受けるまで、ずっとスーツで就活してたんですよ。

ほんで、さあ【私服でお越しください】の企業の面接の日、私服で家を出て私服で駅に向かい、私服で電車に乗り、私服で電車の席に座りました。

ただ、僕はそこで気付いた。何かがおかしい...

やけに足が涼しい...

 

僕はね、

【私服でお越しください】【私服でお越しください】【私服でお越しください】【私服でお越しください】

それが頭に入りすぎて近くのコンビニ行くときに履くクロックスを履いてたんですよ。

 

絶対あかん!、!

 

どうするや...私服でええ言うてもクロックスなんか絶対にあかん、あかん!

集合時間は15時、おそらくギリギリ10分くらいは時間がある、僕は決心しました

 

この際、新しい靴買お

 

でも、10分しかない...とにかくその企業の最寄の駅に近い靴屋さんをネットで探す!!👞

普通なら電車の中で面接で何話すか必死にまとめる時間なのに、僕は靴屋さんを必死に探していました。

 

心斎橋 靴屋

心斎橋 abcマート

心斎橋 靴屋 どこ

心斎橋 step

心斎橋 靴屋 メンズ

心斎橋駅 近い靴屋さん

 

 

Googleの検索履歴に一気に並ぶ

 

心斎橋 スペース 靴関連。

 

なんとかABCマートが見つかりましてダッシュで向かい、なんせ時間がないのですぐに選んで会計しました。

面接にデカくABCマートて書かれた袋に入った靴の箱持っていってもヤバイ奴確定なので箱はそのまま捨てもらいました。

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(イメージ画像、これ持って面接絶対あかん...)

 

 

んで箱は捨ててもらって、まあそのまま新品の靴で面接行きましたね

そんな事がありました。

 

話は変わりまして集団面接やとたまに「一体なに⁉︎」な出来事があるんですよ。

ある企業の集団面接(三次くらい)で、学生3人対会長社長入れた5人の社員の集団面接があったんですよ。

まあ自己紹介して志望動機言うて、ほんならその次に「親に感謝したことはなんですか?」て質問やったんです。

僕が最初に話して、その次の人も話して、最後の方、Aさんとしましょう。

Aさんが「親に感謝したこと」を話し始めました。

 

Aさん「私は一人暮らしでして、ご飯も自分で作っています。あるとき、私はししゃもが凄く食べたくなって子持ちししゃもをスーパーに買いに行きました。」

 

一同「ん??急にし、ししゃも?」

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Aさん「そして子持ちししゃもを焼いたのですが、ちょっと目を離して他の用事をしていると、台所から大きな音がしまして、見に行くと子持ちししゃもの卵が爆発してそこらじゅうに飛び散っていました。床にもたくさん卵が飛び散りまして、そこで、ああ親がいたらこんなことにならないのになと感謝しました。以上です。」

 

えええ!!!!終わった!笑っていいやつ?でも、とても笑える空気ではない!

会長も代表取締役も表情を変えていない!

上の方がそうしてるなら表情変えないようにするしかないですから、必死に堪えます。

 

まさか子持ちししゃもがこんな脅威とは思いませんでしたね、和やかな雰囲気なら皆笑ったでしょうけど、圧迫面接っぽい感じやったんで余計に子持ちししゃもがおかしくて仕方なかったです。

 

まあ、就活では色々ありましたね、他にも。

書くと長いんで省略しますが6月末に内定先決まりまして終わる事ができました。

今から就活って人にいえることは、自分が思ってるより声出すのと、人が話してるとき頷くのと証明写真をできる限りええ表情のやつにするのと、心斎橋にはABCマートがあるよってことですね

はい、どうもありがとうございました。

 

おわり