ぼんくら解体新書

俺は絶対サブカル男子ではないっ!

風俗道中記 惑星基地編

こんばんは自称バームクーヘンです。

今日はクリスマスイブですね。

「だからなんやねん」て言い出したらそらそうなんですけど、イブでございます。

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イブやクリスマスではなかったですけど、一年前に僕は風俗に行きました。

「急になんやねん」とか言いだしたらそらそうなんですけど、まあ行きました。

僕が風俗行くときってのは「性欲がヤベエ」みたいな感じではなく「なんだかわからないけど壊れてしまいそう」みたいなときに行きます。

前から気になってた店に向かいまして、夕方くらいですかね〇〇駅徒歩2分くらいでスナックやらバーやらが入ってるビルの地下にあるんですよ。

うっす暗い階段を降りて受付してね、ほんで丸椅子みたいなんで待つわけです。

 

結局20分くらい待つんですけど、どれくらいの待ち時間か言われないんで、もう待ってる最中は「いや何考えるねん!?」状態ですよ。

一人で何の気なしに壁に貼られてる全然面白くない広告めっちゃ見てね、テンションもよーわからんし、だいたいそこの店は初めてやから緊張してくるんですよ。

「これは放置プレイなのか?」「なにかを既に俺は試されてる!?」みたいなこと考えながらも待ちます。

ほんで呼ばれまして部屋に入るんですけど、もうね、真っ暗!!ひろーーい空間なんはわかるんですけどなんせ真っ暗!!

学校の教室くらいある部屋なんですけど真っ暗で、ブースみたいに分かれててそこでこう、何かしらするわけです。

てかしてるのが薄っすら見えるんです。

もうね、正直風俗嬢を除いたそこにいる人間はMONSTERなんですよ。

とはいっても僕もその一人になる訳です。

ほんで風俗嬢の方がこられまして挨拶して軽く喋ります。

そこの風俗は着衣のまま手コキなりされるとこなんですよ。

時間は20、30分ですかね、だいたい風俗はタイマーをセットしてそっから始まるんですよ。

ほんでコトをしながらも会話はするわけです。

 

てか、いろいろ聞かれるんですよ

ほんで風俗嬢の方は20歳で京都に住んでる言うてましてね、ほんで僕が21歳というと「弟と同い年やわ!」て言うたんですけど、

 

いや、ん?

自分は20歳、弟は俺と同い年の21歳?

時間!!!!齟齬!!!

こ、この世界観なんや!!

一瞬、思考停止に陥ります。

こ、この俺の見てる世界はインセプション!? 

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いや、メメントなのか!?

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俺は一体なにをしてる!?

いや、この風俗のブース、俺ただ一人残されたインターステラーか??

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あぶねえ、ハッと気付いたときには同じく風俗嬢も「ハッ」とした顔をし僕にそっと耳元で実年齢を言いました。あんまり店の規約上、実年齢は言えないみたいでね、いやもう全然気にしない!!なにがやねん!!年齢関係ない!!

てか綺麗やし!!

 

ほんで喋っててね、僕くらいの歳でもやたらと上からもの言うてきたりする子もおるって言うててね、なんなんかなって思うんですよ。

僕は風俗嬢の方々を尊敬してます、リスペクトしてるんですよ。

ああ全員幸せになればええのになあ

それだけなんですよ

笑顔になってほしいです。

なんかもー、幸せになってほしいです

きっと幸せになれる、てかなってほしい

 

そんなことをそのままじゃないにしろ、伝えるとだいたい「君は良い子」とか言われるんですけど、そんなこと全くないんですよ。

そんなおれは今何されてるねん、いう話でしょ

風俗ってのはそのとき30分くらいの関係ですけどこうやって思い返すことがありますね。

その人にとっては僕はただの客かもしれませんが僕にとってただの風俗嬢なんていないわけでね、ほんとに尊敬してます

 

今日はイブですけど風俗に出勤されてる人もいっぱいいるでしょう。

街はイルミネーション、ネオン街の一室でサンタのコスプレして働いてる方、いっぱいいるでしょう

退勤後はもうクリスマス

一年前に僕の相手をしてくれた嬢の方も、その前に相手してくれた嬢の方もきっと幸せになれる、だってそのときぼくを幸せにさせてくれたから

みんな笑顔になってほしいですよ

 

終わり